お仕事1日の流れ・働く環境
■塗装作業とは
よって、安全面に関しては、普段以上に気を付けて、安全装具の点検や意識面での注意喚起を図っています。
作業内容においては、ケレン作業、下塗り作業、上塗り作業、と単純ではありますが、施工技能のおいては、熟練した技術が必要であり、知識を含めた多くの経験の積み重ねにより、身に付く作業です。
■現場作業の流れ(鉄塔塗装の作業手順例)
現場では、基本的に次のような順番で作業を行います。
作業服への着替え、作業用器具 (ケレン工具,塗装用刷毛、ペン缶など)の準備を行います。
作業内容の確認(各人の役割分担など),安全面の周知,KY,安全装具の点検等を行います。
安全(命の三原則)の唱和をして昇塔します。
荷上げ用通い綱の取付、ケレン作業、下塗り作業、上塗り作業 を行います。
塔上作業を終了し、忘れ物がないか確認しながら降塔します。
作業服から私服に着替え帰社します。
■1日の流れ
1日の仕事の流れは、基本的に次の通りです。
7:00
出勤 ・作業の確認 ・作業の準備 ・作業現場へ出発
8:00
作業前ミーティング(作業手順 ・安全確認) ・作業開始の準備
9:00
作業開始
※作業中は進捗に個人差があるため、個々で判断して30分程度休息を取る
12:00
昼食休憩
13:00
作業再開
※作業中は進捗に個人差があるため、個々で判断して30分程度休息を取る
16:00
作業終了 ・事務所へ帰社
17:00
作業後のミーティング(今日の反省 ・明日の作業予定確認) をして退社
■働く環境
事業の強み
・発注元がしっかりとした企業(主に九州電力)や官公庁であること。
・仕事の殆どを占めている鉄塔(仕事量の90%)は、ライフラインの一端を担う電気の供給設備であり、設備の保全面から定期的な塗装作業が必要不可欠であること。
・毎年計画的に発注され、仕事が枯渇することがないこと。
仕事へのこだわり(責任)
・社員全員で作業方法、自分の役割を考え、1人1人が納得して仕事に当たる。
・作業現場の環境としては、高所や電気(活線近接)と危険を伴うことが多いため、安全面を第一に考え、社員1人1人が安心・安全に作業できる環境に努める。
・現場によっては、重労働(運搬など)箇所もあり、いかに軽減できるか考える作業をする。
ステップアップ(スキル)
・経験を重ねて年数が経過すると技術にともなった資格を収得する事ができますが、その場合も、会社で全面的にバックアップします。
・資格を取ることで給料もアップしていきます。
・身につけた技術を後輩に指導する場合も、指導料として給料がアップします。
・体力的に自信がなくなった場合も工事管理者として現場を任せられる選択もあります。
社員への思い
・仕事の楽しさは、人間関係だと思っています。上司や先輩へ自分の意見が言える環境作りを図って参ります。
・作業の特殊性から、技術の習得は先輩たちからの指導や経験(慣れ)によるところが大きいです。自分のペースで努力してください。
・社員1人1人の個性、プライベート面(趣味など)でも配慮した職場環境に努めて行きます。
・当社の塗装作業は、ライフラインの一端を担っている電気供給設備の保全面を手助けしていることに誇りを持ちましょう。